下期のファンダメンタル分析 ― 2006年08月23日 21:58
少し早いが勝手に下期のマクロ的ファンダメンタル分析をしてみた。 予断は禁物だが、テクニカル分析とうまく併用していきたいと思う。 今年は欧州通貨が主役かな?
- [USD/JPY]・・・中立
- ▼FRB政策金利引き上げ休止&日銀ゼロ金利解除
- ▼各種経済指標による景気上昇の鈍化
- ▼昨年12月高値をまだ下回っている。
- △中東情勢緊迫による基軸通貨への回避
- △当局によるドル高への誘導機運あり。
- ☆貿易不均衡是正と中国人民元切り上げ観測
- [欧州通貨]・・・強気
- △景気上昇機運が強い
- △当局の景気、金利引き上げに向けて強気発言多数
- △新たな基軸通貨として各国外貨準備高のユーロ保有率上昇
- △今年は一方的な上昇トレンド
- [オセアニア通貨]・・・気持ち+ぐらい
- △第二四半期以降の景気持ち直し機運あり
- △円キャリートレード
- ▼昨年12月高値をまだ下回っている。
- ☆金などの資源相場に左右される。
今年の為替相場のテーマは「貿易不均衡是正」「金利差相場」「中国人民元改革」の3つが入れ替わり立ち代りになっている状態で、昨年下期のように一方的な円安になっていないこともあり難しいが、あまりテーマに踊らされずに長期的な視点で見ていきたい。
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