セブンデイズ・ラプソディ ― 2006年09月10日 22:08
9/8日本テレビにて夏恒例のルパン三世TVスペシャル『セブンデイズ・ラプソディ』を見た。
ストーリーは言わずもがなで、いつものメンバーがめいめいに動いている間にいつしか全員集合し、ルパンファミリー勢揃いで共通の敵と対峙するという黄金律。 しかし、最近のTVスペシャルでのルパンは「かっこよすぎる」。
昔はTVアニメも含め、不二子にあしらわれたり、ちょっとエッチでとおちゃらけた面と謎を解く過程で聡明さを見せるルパンを始め、ケンカもするがルパンを憎めない相棒の次元、五右衛門のちょっと間の抜けたシリアスさ、これでもかとルパンを追い掛け回す銭形警部と愛すべきキャラクターが中心であったのだが、最近はヒロインを交えてやたらルパンをヒーロー化したストーリーが多い。 敵に追われているところをルパンが助けるところから、最後の「また会える?」まで発想的にベースは『カリオストロの城』そのもの。。。それもいい加減にして欲しい。あと、ストーリーが壮大さと奥行きに欠ける。。。劇場用とTV用では違うのだろうが、長年のルパンファンから見れば展開の”質”と”深み”を落として欲しくないものだ。
ならば古き良きルパンを見らずにいられるか!といきりたち、『ルパン三世 ルパンVS複製人間』を借りにTSUTAYAへGO!やっぱり昔のルパンはよかった♪ もう30年近く前のもの。今でも色褪せないのは素晴らしいと思う。
山田康雄氏亡き後、どうなることかと思ったが今もこうして変わらぬルパンを見せてくれる日本テレビには感謝したい。 ルパンに染まったこの週末だった。
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